「煙の出ないパイプ」

black drugs and white capsules

人類がタバコをいつから味わうようになったのか?その正確な起源についてはよくわかっていません。
乾燥させたタバコの葉を刻んで紙に巻き、火をつけて煙を吸い込む、という形式が生まれたのは人類の歴史の中でも最近のことで、葉を乾燥させるという方法が定着する前は、タバコの葉を噛んで味わうという方法が一般的でしたし、葉を乾燥させるということが一般化したあとも、刻んだ葉を紙に巻くという発想はなく、たとえば西洋ではパイプが使われてきましたし、日本ではキセルという道具が使われてきました。
IQOSという新しいタバコは、紙に巻いて吸うという形式からいわば後退し、再びパイプを導入するというものです。

IQOS本体は筒状の伝道の装置で、タバコをはめ込むホルダーのような形態をしています。そこに専用のタバコ(ヒートスティック。従来のタバコよりも極端に短く、フィルターに1~2センチほどのタバコ本体がついているくらいの長さです)をはめ込み、スイッチオンすると専用タバコが加熱されます。そのことによって水蒸気が発生し、タバコの含有成分を吸い込める……そういう仕組みになっています。吸い終わったら専用タバコを抜いて捨てますが、このとき、燃やしているわけではないので灰皿が必要なく、そのままゴミ箱に捨てられるのも便利です。
火事の原因には「寝タバコ」というのも挙げられますが、IQOSであればそれも防ぐことができます。

ただしIQOS本体は上にも書いたように電動式なので、一服したあとは充電器を使う必要があります。